スマトラ沖地震

2005年1月12日
去年の暮れに起きた、史上最悪の大惨事となってしまったスマトラ沖地震の津波被害。日を追うごとに犠牲者の数は増え、生々しい映像も各局で放映されている。私的には、被災地に足を運んだ事もないし、結婚してから海外旅行とは無縁の生活なので、遠い海の向こうの話と言えばそれまでだが、昨今、東海大地震がいよいよ起きるであろうと様々なメディアでも取り上げられている中、また、幼い子供を抱えてもし今大地震が起きたらと考えると、正に人事ではないと思っている。現に新潟の大地震もさることながら、日本各地で頻繁に中程度の地震が起きているのだから、今日にも、明日にも、いつ起きても不思議はない気がする。我が家は、3才・1才の幼い子供がいるので、倒れそうな大きな棚はつっかえ棒をして、テレビも耐震シートを貼ってはあるが、実際どの程度の地震が起き、また施した対策が果たして有効なものなのか、結局のところ地震が起きてみないと、確かめようがないわけで…。一番怖いのは、家自体が揺れに耐えられず倒壊する事。自営なので、住屋と工場が一緒になっているのだが、建物自体、かなり昔のものだそうだ。住屋のほうは、私が嫁に来る前に、今風にかなり改装していただけたようだが、耐久性は怪しいもので、現に、長女が生まれた時にリビングを少し広くするリフォームをしたが、その際サッシの横の柱が一本腐っていて、そのまま取り除いてしまったのだから、素人が考えても「大丈夫?」と言いたくなってしまう。
日曜日の夜にも東海地方で、最大で震度4の地震があったばかりだが、ちょうど長女をトイレに連れて行ったところに、ドドドッという地響き。慌てて娘を抱きかかえようとしたが、オシッコがジャーと音を立てて出ている最中で、とりあえずリビングにいた次女のところに走った。(リビングとトイレはすぐ近くです)地震は本当に怖い。それほど大きな地震を体験した事がある訳じゃないけど、本当に怖い。ちなみにこの前のは、このあたりは震度3だったらしい。これは本格的に防災対策、見直さなくては。持ち出し袋は、三年前に詰めたまま、中身をチェックしてないし…。犠牲者の数が、二十万人にも上るかもしれないと言われ始めたスマトラ沖地震。想像も付かない未曾有の大惨事。かけがえのない家族や友人を失った人々が、今度は感染症の危険にさらされている。この地震の影響で、地球の自転が少しだけ早まったという話も。いったいこの先、どんな事が私たちの身に振りかかるのか、全く想像も付かない。自然の猛威に世界各地で怯え、慄きながら生活している人々が数多くいる。予測の付かない大惨事、私たち人間は、手も足も出ない。なんてちっぽけな存在なんでしょうね。

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